中国の無差別殺傷事件の背景にある「三低三少」とは?あの秋葉原無差別殺傷事件が脳裏によぎる・・・

なんか、中国国内がきな臭いですね・・・

きな臭いというのは戦争とか諍い事ではなく

ここ1週間連続で続いている無差別殺傷事件

11月11日に広東省で男が運転する車が暴走

35人が死亡、43人が怪我、

そして、その5日後の11月16日 江蘇省でも男が学生達を切りつけ

8人が死亡、17人が怪我

更に19日湖南省で男が運転する車が児童をはねて多くの人が負傷

報道されているこれ以外にも中小の無差別殺傷事件が

中国各地で起こっているといいます。

この状況を受け、習近平国家主席が

「極端な事件の発生を防ぎ、国民の生命安全と社会の安定を全力で保障しなくてはならない」と発言しました。

事件の背景にはやはり社会への不満もあるようです。

中国のSNSにも

「社会への報復が続々と出てきている」というコメントも

多くみられ、中国社会に強い不満を持つ人が

いるという事を明るみにしています。

また、中国では社会不安の他に経済低迷による経済格差の

広がり、不満、不安などの経済に対するネガティブな

モノが多く、そのような事が事件の背景にも

有るようです。

11日に起きた車による暴走無差別殺傷事件では

離婚後の財産分与を巡って不満を募らせた可能性がある

様な事も記事となっています。

16日の切りつけ事件では卒業証書を貰えなかったこと、

職場での報酬に不満を持っていた事などが有るようです。

今、中国では「三低三少」という言葉が注目を集めています。

三低とは所得、社会的地位、社会的人望が低い

三少は人の付き合いが少ない、社会と触れ合う機会、

不満を口にできる機会が少ないという事を言うようです。

地方政府は事件を引き起こす可能性がある人物として

この「三低三少」人物に着目して管理するようにとの指示が

出ているといった事を香港メディアが伝えています。

日本でも小泉内閣、格差が広がった時期に

秋葉原無差別殺傷事件がありました。

どうしてもあれがよぎってしまいます。

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