ガザ支援物質の略奪が横行していてトラック1500台分が足止めされているとイスラエルが報道・・・

イスラエルが7月10日パレスチナ自治区ガザ南部のケレム・シャローム検問所のパレスチナ側でトラック1500台分の人道支援物質が集荷待ちの状態である事を発表しました。国連は「できる限りの事をしている」と反論しています。

まぁ、この記事の冒頭部分を読むだけで愕然とする記事だと思います。人道支援物質の中にはもちろん食べ物もあるでしょう。缶詰などの日持ちする食料だけではないでしょう。穀物も当然あると思いますが、そういった食べ物が無事にパレスチナ難民の皆さんの元に届くのか非常に心配です。

国連のドゥジャリク報道官は「支援物資は届けられているが、一方で完全な無法状態が生じている上、紛争も続いている。」とした上で、集荷ができた国連のトラックは「略奪や犯罪者による襲撃にさらされ、ごく一部の支援物資しか届いていない」と述べた。

ご存じの通りイスラエルとパレスチナはいまだに血生臭い戦争を続けているわけですが、その戦禍を狙って略奪を働く不届き者がいるのはどこの国でも同じだと思います。パレスチナ難民への募金活動などの人道支援活動は日本でもおなじみだと思います。チョッと大きな街に出かければ募金活動をしている人を見かける事が有るとおもいます。こう言った善意が届かないというのがなんとも言えない気分になります。こう言った戦禍にある国の避難民は戦争から逃れる為に車などでは入っていきにくい場所に避難するケースが有ると聞いた事があります。そういう所は道路などのインフラ整備が整っていない事が原因で支援物質が充分に届かない事もあるようです。略奪者だけでなく、こういったインフラ整備が整っていないという問題とあると思います。

また報道官は、ガザの国連支援担当責任者が10日、グテレス事務総長に前日のガザ視察について報告したとし、それによると「ケレム・シャローム検問所からガザに入るトラックを棒を持った男らが待ち構えている様子が見られ、行き会ったトラックは全て窓ガラスが割られるなど深刻な被害を受けていた」という。

さらに、国連世界食糧計画(WFP)や国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)から届いた栄養強化小麦粉の袋がケレム・シャローム検問所からガザに続く道路沿いに散乱している様子も報告されたという。

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